キレイをキープするためには

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清潔観念と洗う回数の変化

その昔、あるアイドルが「まだ、髪毎日洗ってないの?」というコピーとともにシャンプーのコマーシャルにでていたことを知っている人は、平成生まれの若い方々の知るところではないでしょう。
「一体、何十年前の話よ!?」と呆れられるかもしれませんが、実は毎日髪の毛を洗う習慣が根付いたのは長い歴史の中では割と最近のことなのです。それまでは、リンスは洗面器のお湯にとかして、文字通りrinseする(すすいで使う)ものでしたし、髪の毛は1週間に1-2回程度洗うのが常識的な回数でした。
日本人の清潔志向が高まったというよりも、当時のアイドルが「まだ毎日洗ってないの?」と煽るようなセリフをいったことで「汚いと思われたくない」という周囲から自分がどうみられるかを気にする風潮が高まっていったともいえるでしょう。

汚れを落とすということ

シャンプーの目的はなんでしょうか?
いい匂いをさせることでしょうか?指通りのよいサラサラヘアになることでしょうか?
これらは、あくまでも二次的なものでしかないはずです。
きちんと、汚れを落としたうえで、お手入れをすれば艶やかな髪の毛にはなりますが、まずは正しい方法で汚れを落とすことが目的のはずです。
イタリア人は、スパゲッティのゆで汁で頭を洗うという話をきいたことがあります。その時は眉唾ものだと思いました、日本ではシャンプーなどない、それこそ江戸時代から「ふのり」といって、うどん粉を溶かした成分で頭皮と髪を洗っていたのです。いまでも、アマゾンなどでふのりは入手することができますので、イタリアの話はあながち嘘ではないと思います。
うどん粉の成分で汚れを吸着して落とすのですが、余分な油脂や汚れをおとしつつ、洗いすぎないという点で非常に合理的かつ地球にも優しいすぐれた洗浄剤であったといえます。